海外FXのMT4・MT5比較|初心者はどちらを選ぶべきか

海外FXのMT4・MT5比較|初心者はどちらを選ぶべきか

先に結論を言います。これから始める初心者は MT5 で問題ありません。MT4 を選ぶ理由は「使いたい既存EAがMT4専用」「インジケータの自作資産を流用したい」など、特定の事情がある人だけです。

ネット上には「MT4 のほうが情報が多くて初心者向け」という記述もありますが、2026年現在ではこの理由はかなり薄くなっています。MT5 のユーザーガイド、解説記事、対応EAも十分揃いました。


結論:初心者なら MT5 で良い理由

観点 MT4 MT5
動作速度 普通 速い(最新環境最適化)
板情報(気配値) 表示弱い 表示可
通貨ペア・銘柄数 多い より多い
時間足の種類 9種類 21種類
対応EA 既存資産が膨大 新規EAが追いつき中
インジケータ自作 MQL4 MQL5(やや複雑)
業者の新規口座 サポート縮小傾向 主流

新規参入の初心者にとって「既存EA資産」「自作インジケータ資産」は関係ありません。MT5 で始めて、必要が出たら MT4 を後で追加することは可能です。


MT4 と MT5 の主な違い

動作速度

MT5 のほうが起動・チャート切替が速い。スペック低めの古いPCでも MT5 のほうが軽快に動きます。

板情報

MT5 は気配値情報(板)が見られます。MT4 は基本的に見られません。ただし初心者の段階では板情報を取引判断に使うことはほぼないため、差異はあっても影響は小さいです。

通貨ペア・銘柄数

業者にもよりますが、MT5 のほうが扱える銘柄数が多い傾向。仮想通貨ペアや CFD は MT5 でしか扱えない業者もあります。

時間足

MT4 は M1, M5, M15, M30, H1, H4, D1, W1, MN の9種類。MT5 は M2, M3, M4, M6, M10, M12, H2, H3, H6, H8, H12 が追加で 21 種類。初心者は M5/M15/H1/H4 しか使わないので、ここの差異も実用上は無視可能

対応EA(自動売買)

MQL4 のEA → MT5 では動かない。逆もしかり。古いEA(2010年代に作られたもの)は MT4 専用が多く、ここが MT4 を選ぶ最大の理由になります。

インジケータ自作

MQL4 と MQL5 はプログラミング言語として別物です。既存の MQL4 自作インジケータがある場合、MT5 で使うには書き直しが必要。


業者別 MT4/MT5 対応一覧

業者 MT4 MT5 備考
XMTrading 両対応、新規は MT5 推奨
Vantage 両対応
FXGT 仮想通貨ペアは MT5 のみの場合あり
BigBoss 両対応
TitanFX 両対応、Blade口座は MT5 推奨
Exness 両対応
AXIORY 両対応

主要7社はすべて両対応。「MT4 しか提供しない業者」は2026年時点でほぼなく、業者選びで MT4/MT5 の有無は基準になりません


MT4 を選ぶべき例外ケース

以下のいずれかに該当する場合のみ、MT4 を選ぶ価値があります。

  1. 使いたい既存EAが MT4 専用(EA作者が MT5 版を出していない)
  2. MQL4 で自作インジケータを蓄積している
  3. MT4 のチャート画面に体が完全に慣れている(他から乗り換え)

これら以外の初心者は、MT5 で問題ありません。


インストールから初回ログインまで

1. 業者公式サイトから MT5 をダウンロード

業者ページの「プラットフォーム」「ダウンロード」セクションに各OS用のリンクがあります。XM・Vantage・TitanFX 等、どこも同様の作りです。

2. インストール

ダウンロードした .exe(Windows)/ .dmg(Mac)を実行、ウィザードに従う。

3. 取引口座にログイン

  • 「ファイル > 取引口座にログイン」
  • 取引口座番号(業者からメールで届いている)
  • パスワード(自分で設定したもの)
  • サーバー名(業者指定。プルダウンに XMTrading-Real Server #など複数ある)

サーバー名は業者から届いたメールに記載されています。手入力だと間違えやすいのでコピペ推奨。

4. 動作確認

気配値画面に通貨ペアが表示されればログイン成功。USD/JPY をダブルクリックでチャート表示。


初心者が触る画面と操作

画面 役割
気配値(左上) 通貨ペア一覧、リアルタイム価格
チャート(中央) ローソク足、テクニカル指標
ターミナル(下) 保有ポジション、口座残高、履歴
ナビゲータ(左下) EA、インジケータ、口座リスト

最初の1か月は「気配値・チャート・ターミナル」の3つだけで十分。EA とインジケータは触らないでください。


まとめ:MT5 で始めて、必要が出たら MT4

MT5 を選ぶデメリットは、ほぼありません。MT4 を選ぶデメリットは「業者の新規開発リソースが MT5 寄り」「板情報なし」「将来的なサポート縮小リスク」。

初心者は MT5 で開設して、デモ→本番と進んでください。EA を本気で使う段階(運用半年以降)で MT4 を追加検討、で問題ありません。


よくある質問

Q. MT4 のサポート終了は本当?

A. MetaQuotes 社(MT4/MT5 開発元)は MT5 を主力にしていますが、MT4 のサポートは継続中です。ただし新規業者の MT4 ライセンス販売は2018年から停止されており、長期的には MT5 中心に移行していく流れです。

Q. スマホで両方使える?

A. はい。iOS/Android アプリは MT4 アプリ・MT5 アプリの両方が無料で提供されています。ただし PC 版とスマホ版でレイアウトが違うため、注文ミスを防ぐなら本番は PC で出すのが無難です。

Q. 同一PCで MT4 と MT5 を併用できる?

A. はい、別ソフトとして共存できます。XM の MT4 と XM の MT5、両方インストールして使い分けることも可能です(口座番号も別)。


業者選びで迷っている方は XMTradingの評判TitanFXの評判 を。プラットフォームの設定が終わったら 海外FXの始め方 のステップ4(デモ練習)に戻ってください。

よくある質問

MT4のサポート終了は本当?
MetaQuotes社はMT5を主力にしていますが、MT4のサポートは継続中。ただし新規業者のMT4ライセンス販売は2018年から停止されており、長期的にはMT5中心へ移行する流れです。
スマホで両方使える?
はい。iOS/Androidの両方が無料提供。ただしPC版とスマホ版でレイアウトが違うため、注文ミスを防ぐなら本番はPCで出すのが無難です。
同一PCでMT4とMT5を併用できる?
はい、別ソフトとして共存できます。XMのMT4とXMのMT5、両方インストールして使い分けることも可能です。